いま続いているのは小説「ブルー・ドルフィン」のコンパニオン本でピクチャーBOOK「青いイルカと泳いだ日」の中からの抜粋です☆
彼女との出会いは印象的で、ワイキキ湾へ泳ぎにでてビーチに戻ってきたら彼女が浜辺に座って本を読んでいたのです。
彼女は日系三世。
真っ白なワンピースの水着姿でした。
私にとって白い水着はビビリもので、それを着る度胸というか自信の在り方に関心しました。
昔は白い競泳用のスイムウェアを持っていましたが着るのにカナリの抵抗がありました。
肌色の裏地が張ってあるので肌が透けて見えるわけではないのですが、水に入るとその他の水着の色よりも透き通って見えるように思えてしまうのです。
この時の彼女は水に入っていて濡れていた感じはなく、白い水着というだけで、なぜか浮いたように目立っていました。
ゲイビーチにも普通の観光客やサーファー達も出入りするし、女性が一人で日光浴をしていることは普通にあります。
友人Aから彼女は男性から女性へ性転換したトランスジェンダーだと聞かされるまで、元男性だとは思いもしませんでした。
顔は男性的ではないし、胸もついていれば叉間の盛り上がりもない。
何も知らなければごく普通の女性に見えるクォリティー。
正直なところ、少し驚きました。
ただの驚きだけではなく、なぜか新鮮だと感じてしまったのです。
まったく予期してなかった人生の中の不思議な出会いとでもいうのでしょうか・・・。
紹介された後にトランスジェンダーだと知らされた時は、エ? でした。
それほど女性としての違和感が無かったということです。
それまでの実生活の中にトランスジェンダーという存在が現れることはなく、 男性から女性へ性転換したトランスジェンダーの女性だと理解するまで、少し頭の整理が必要なほどでした。
彼女との出会いで感じた驚きは性転換だけではありません。
この方はショックなくらい頭の回転が速いのです。
どれくらいIQが高いのか考えさせるほど頭の回転も、内容の処理能力も普通以上に速く、センスよく知的なのです。
ゲイの方々もドラッグクイーンの方々も頭の良い人が多いのですが、それ以上にIQが高いことは即座に解りました。
よくよく話しを聴いてみると大学の専攻は法学部で、弁護士を目指して勉強し、当時は無営利のヴォランティアで法律的な相談を受ける団体で働いていました。
どうりで頭の回転が普通の人よりも格段に速いわけです。
私はIQレベルの高い人に魅力を感じてしまう人なので、もし彼女に通常のレベルを超えた知性を発見しなかったらさほどの興味は持たなかったかも知れません。
私のサイキックな感覚は、彼女の頭脳の普通ではない、鋭利的だとも言えるくらいの思考プロセスの速さに驚いたのです。
彼女の外見よりも、彼女の中身、脳みその構造に興味が湧きました。
異例な頭の回転の速さ、閃き、輝きに対して惹かれたのです。
サイキック感覚も微細になっていくと、相手の頭の中の波動の動きや早さも感知できるようになります。
頭の回転の速い人は会話で生まれるインタラクションの間に時差がありません。
肉体部では元男性だと知らされてしまうと彼女を捉える視点が変わってしまい、内心では少し失礼かもと思いつつ観察してしまいました。
そういわれれば腰のくびれが一般的な女性よりもやや太いけど、でも男性には見えない・・・。
普通の女性だって腰の太い人や骨太の方は沢山いる。
彼女の場合はアジア人系ということもあり、元々から骨格の基礎も顔の造作も男性的ではなかったのだと思います。
お肌に至っては、シミもなければ肌の荒れも全く発見できない美しい理想的なコンディションの白い肌。
とにかく鮮烈とも言える巡り会いだったことに違いはなく、 そのビーチでの出会いを皮切りに、パーティーで再び一緒になったり、彼女の家のパーティーに呼ばれたり、バーやナイトクラブで一緒になったりしたので友達レベルまでお近づきになったのです。
続く・・・
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