今日は昼から先日公開されたばかりの映画「Battleship」を観て来ました。
今年の春の映画はマーベルの「アヴェンジャーズ」がもの凄い勢いの人気で巷を圧倒してしまっているので、その影に隠れてしまっている映画も沢山あります。
私は異星人ものとかSyFi系とかスーパーヒーロー系の映画は好きなので、面白そうだったら観ちゃいます。
今回の「Battleship」は上映されるたびに大ヒットを飛ばしている「トランスフォーマー」を制作した関係者による映画ですが、監督が同じなわけではありません。
この「トランスファーマーの・・・」と謳い文句に引っかかって、ある意味で期待して見に行ったというのが正直なところです。
話しの内容は宇宙のどこかに存在しているであろう文明に向けて科学者がシグナルを送り出したら、それに答えて異星人がやって来て攻撃が始まったというシナリオです。
最近のハリウッド映画はこの手のシナリオ=異星人=侵略がというアイデアが多いと思います。
オバマ大統領は異星人文明による干渉、または脅威に関する防衛の表明をしていますから、それにも関連しているのかも知れません。
その背景には世界の国々の間での戦争が少なくなっているので、このまま進んで世界平和が実現してしまうと軍人が必要ではなくなるので、敵国家に向けての戦争のための軍人募集から、異星人文明との戦争のための軍人募集に切り替えたいのではないかと思えてしまうほどです。
この映画でまず驚いたのは、主演のテイラー・キットシュクさん。
最初は誰だか分からなかったのですが、数ヶ月前のディズニー制作のSF映画「ジョン・カーター」の男性でした・・・。
プレビューで髪の毛を短くしていたので誰だから分かりませんでしたが、冒頭で調髪で現れるシーンがあり、そこで分かりました。
そして女性の軍人としてポップ歌手のリハナさんが演技に初挑戦で、まぁ良く頑張りましたね的に思えました(笑)
正直な話し、この映画の前半はカナリぬるいです。
しかし半ばあたりから一気に盛り返します。
特に生ぬるい冒頭から、普通に生ぬるい前半を乗り越えられれば、残りは一気に観れてしまうでしょう(笑)
舞台設定としてハワイが舞台なので、それも観たくて行ったのですが、ハワイなシーンは思ったよりも少なかったのが残念。
主にパールハーバーと空港周辺の高速道路、クアロア牧場の西の谷、マカプウ周辺、パンチボウル、そして海洋で撮影されているようです。
クアロアでの撮影に関してはチャイナマンズハットが写っているのでスグに分かると思います(笑)
内容的にはエイリアン=爬虫類=ただの敵という設定なので、高尚な意味での異星人とのコンタクト的なプロットは一切無しです。
そういう意味ではアメリカ海軍への誘い的な、プロモーションもかねた映画として制作されたエンタメ映画です。
冒頭から海軍の船の名前がテロップ入りで出て来ますから、海軍のCMと思えば軽く流して観れると思います。
ここ最近のハリウッド映画はやたらに軍関係の映画を作り続けていますから、よほど軍人の数を伸ばしたいのだとしか思えません・・・。
では「見所は一体なになのか?」と聞かれたら、それはコンピューターグラフィックスでしょう。
その部分は制作部門がトランスフォーマーのCGチームですから、もの凄い高さの完成度です。
観に行ったのは昼間のマチネの時間帯で、何と!観に来ていた人たちの多くが、お年寄りだったのです!
これは意外だったというか、きっと若い人たちの方が多いだろうと思っていたので驚きました。
そう言った意味では不思議なメッセージとうか、引き寄せ波動を抱えている映画だとも言えます。
次の見所は本物のリタイア軍人さんたちがカナリ画面に出ていることです。
だたのエキストラ俳優ではなく、元軍人さんたちで、出て来た途端に「本物を使ってるじゃん」と分かりました。
このシーンが最も感動した部分で、同じ空間で同じ映画を観ている人たちの心の波動が一気に温かくなる体験をしたのはこれが初めてです。
本当に戦争を体験したリタイア軍人が出て来て地球を助けるために再び戦艦を動かすことになるのですが、その部分で多くの方の胸が温かくなったのが明確に感じられました。
そしてローカル俳優もかなり採用しています。
そして気になる異星人の方ですが、前にも書いたように爬虫類系です。
ここいら辺は全く意味無し。
設定的には爬虫類系の異星人だろうが、ロボット系だろうが、ミュータント系だろうが、ただの敵という設定ですから深く考えない方が良いです(笑)
日本人として興味を引いたというか、ツイストが効いているなと思ったのは、世界各国の軍が集まって演習をするリムパック演習の中での出来事なのですが、そこでアメリカ軍と一緒になって戦う日本軍の登場です。
日本人の軍人として登場する俳優さんが本当の日本人なのかは不明でしたが、ハリウッド映画にしては日系人、アジア人、ローカルミックスな人種がカナリ出ているという風変わりなキャスティングでもあります。
そんな感じの映画なので日本のマーケットを意識しているのは明確ですが、日本で大ヒットするかはカナリ疑問符。
どうりでアヴェンジャーの次に公開して、3D上映も、スーパー巨大なスクリーンで観れるアイマックス上映でもないわけです。
これから初夏に向けて夏の超大作が目白押しなのです。
まず次にやって来るのが別の異星人コンタクト系映画、「エイリアン」のリドリースコット監督の「プロメテウス」で、「モンスター」でアカデミー主演女優賞をもらったシャーリーズ・セロン。
そして白雪姫のダークなオカルト版的な雰囲気の「スノーホワイト&ハンティングマン」で、こちらはトワイライト・サーガのクリステン・スチュワートと、シャーリーズ・セロン。
邦題は「スノーホワイト」。
この2大作ともに出ているシャーリーズ・セロンが夏の目玉商品かも知れません。
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